ブックタイトルフリーマガジンあばやvol.11(ルックル)

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概要

フリーマガジンあばやvol.11(ルックル)

  広田遺跡ミュージアムは入り口をサンゴ石で  作られた「結界の壁」で囲まれ、当然この結界 の中には、古代の広田ワールドが所せましと入場者を待ち受けてます。たくさんの模型と文字パネルの、平面と立体の織り交ぜ方が工夫されていて見やすく、貴重な人骨や広田の貝製品なども見ることができます。また映像コーナーも用意されているので、遠いむかしの広田人が身近に感じられます。  数々の展示品を見ていると、広田人やその多 彩な貝製品をもっと知りたい! 触って見たい! と思ってしまうのは当然の流れですね。そんな好奇心旺盛な方には、レプリカの古代貝細工と古代衣装が用意されています。試着体験はもちろん、写真撮影もできますので、古代ファッションでの記念撮影をお楽しみ下さい。  貝細工を手にしてみると、その細工の細かさ に驚かされます。現在のように電気カッターど ころか彫刻刀すらない時代に、広田人達はどのようにしてこんなに細かな細工物を作ったのでしょうか? その疑問を実際に作ってみることで解消しましょう。ミュージアムの体験学習コーナー(希望者のみ 有料)では古代アクセサリーや勾玉などの製作を体験できます。四種類のコースがありますので、内容を確認して気になるコースをお申し込み下さい。  ミュージアムに隣接する遺跡は、遊歩道が敷 かれて歩きやすい公園に整備されているので、 ゆったりと散策が出来ます。発掘が行われた遺跡の見学はもちろん、目の前に広がる広田海岸からは、世界一美しいと表されるロケット発射場が見えます。また、海岸と川沿いの湿地に囲まれた広田遺跡の周辺では、様々な種類の植物を見ることができます。ゆったりとした自然の中で開放的な気分を味わって下さい。映像コーナー広田遺跡の説明だけでなく、種子島の自然や歴史、南種子町の郷土芸能等も学べます。貝製品の復元品と広田人の復元模型右下の丸で囲んだ写真は復元した貝製品の製作過程見本と原料となる貝殻発掘された人骨を用いた墓の復元展示体験学習室勾玉・貝殻アクセサリーづくりなどが体験できます。初級・中級・上級・特設コース(¥300~\3,000)からご希望のコースをお試し下さい。公園内遊歩道右上の丸で囲んだ写真は、公園内に展示された発掘当時のお墓の復元。広田遺跡発掘の経過平面パネルの中に映像や当時の資料が配置されています。右下の丸写真は、パネル内にある人骨、発掘後保管された形のままの状態です。広田人のファッション広田遺跡の人々が着用していたとされる衣装の復元品と貝の装飾品(レプリカ)を身につけて記念撮影が出来ます。見着作歩取材: 羽生 花王里TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」 02