ブックタイトルフリーマガジンあばや_vol.9 (ルックル)

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フリーマガジンあばや_vol.9 (ルックル)

TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」 10種子島の野草&樹木シリーズ取材: 曽木 幸司ガジュツ【莪?】島や屋久島、沖縄など無霜地域で栽培されていて、その根茎を薬用として使用しています。 外見的特徴は、葉が長さ30?50㎝、幅10㎝の先細の楕円形をしていて、主脈に沿って紅紫色を帯びる部分があります。葉の生えている茎とは別に独立して花の茎が直立し、黄色の花とピンク色の苞ほうよう葉をつけます。 「ガジュツ」の歴史は古く、中国明時代の生薬研究の書にも上薬として収載され、古来より珍重されてきました。日本への渡来の歴史は明確になってませんが、琉球を経て移入され、薩摩藩主島津義弘公が、一六〇三年(慶長八年)種子島家の十六代島主種子島久時公にガジュツの薬方を伝授したとの記録があり、以来、明治に至るまで種子島・屋久島の重要な産物(御禁製品)としての扱いを受けていたことが諸文献に明らかにされているとか。 日本でも薬草としての古い歴史がありますが、具体的な効能についてはあまり知られていません。健康ブームで注目され、冷え症や生理痛・生理不順、便秘解消、胃炎・胃潰瘍、歯周病など数多くのものに効果があるともいわれています。美容健康種子島の薬用植物 夏涼しく冬は温暖な種子島は、植物分布の北と南の境界線上にあるため、南方系の植物と、北方系植物が混在する多様性に富んでいます。 固有種など多種多様な植物があり、その中の「ガジュツ」を紹介します。 和名の「ガジュツ」は、生薬名の【莪?】を音読みしたものです。包葉の色や根茎の切り口が紫色であることから「紫ウコン」、初夏( 6~7月頃) に花をつけるため「夏ウコン」とも呼ばれています。寒さに弱いため、日本では種子独立行政法人 医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター 種子島研究部 監修MAP * P12-N-6????????????????????????????????????????鹿児島県西之表市西之表13067-109 ?0997-24-7060全国の百貨店などで実演販売が大人気! 飛魚のすり身に旬の具材を混ぜ合わせたさつま揚げが、各有名デパートで大人気。種子島の新鮮な海の幸を是非、ご賞味下さいませ。 お中元・贈答品にも大変喜ばれております。全国発送致しますのでお気軽にお申し付け下さい。■営業時間9:00 ~ 18:00 ■定休日 毎週木曜日