ブックタイトルフリーマガジンあばや vol.21
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フリーマガジンあばや vol.21
TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」 12種子島のもうひとつのJAXA施設増田宇宙通信所 増田宇宙通信所は、旧宇宙開発事業団の施設として、一九七四(昭和四九)年に鹿児島県の種子島の増田に設けられました。この通信所では、人工衛星からの電波を受信し、人工衛星が正しい軌道、位置および姿勢を保っているかどうかを監視したり、搭載している電子機器が正しく機能しているかどうかを知るためのデータを、筑波宇宙センターに送っています。また、状況に応じて人工衛星に対するコマンド(指令)電波を送信し、人工衛星を維持管理する役割を果たしています。 そのほか、人工衛星の追跡管制設備とは別に、ロケットから送られてくるテレメトリー信号を受信してロケットの飛行状態を監視する役割も果たしています。【展示室】宇宙開発が私たちの生活にどう関わっているかが、わかりやすく説明されています。各種衛星や、パソコンゲームなどで人工衛星と追跡管制のことが楽しく学べます。新しい価値を人へ、国へ、この星へ現在、宇宙開発・宇宙利用を取り巻く環境が大きく変化するなかで、JAXA にも宇宙科学などのフロンティアに加え、安全保障・防災及び産業振興なども含めた今までにない重要な役割が期待されています。JAXA は、従来の技術開発と実証を中心とした取り組みを発展させ、企業・大学などとの連携を通じて宇宙航空産業の裾野を拡げるとともに、社会的・産業的価値の創出によって安全で豊かな社会の実現に貢献します。ダイナミックに変化する社会の要請に技術で応え、新しい時代を切り拓くことが、私たちの使命です。◆増田宇宙通信所 臨時休館のお知らせ◆増田宇宙通信所は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館中です。再開時期は未定ですので、ホームページの開館情報等をご確認の上ご来場ください。 増田宇宙通信所ホームページ https://fanfun.jaxa.jp/visit/masuda