フリーマガジンAVAYA(あばや) vol.06 ルックル page 10/20
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TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」 08特産品からいもせん 種子島の素朴な郷土料理『からいもせん』さつまいもからつくられるでん粉のことをいいます。今では安納芋がブームですが、種子島では昔から一般的な食....
TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」 08特産品からいもせん 種子島の素朴な郷土料理『からいもせん』さつまいもからつくられるでん粉のことをいいます。今では安納芋がブームですが、種子島では昔から一般的な食材です。 かつては、さつまいもを薄く輪切りにして干し、それをすりつぶして粉状にしていたことから、その呼び名の由来は「芋の繊維」から来たものだと言われています。 種子島ではさつまいものことを『からいも』と呼ぶことも多いため、『からいもせん』と呼ばれています。 からいもでん粉は一般的にスーパーなどで購入できます。【作り方】①いもんせん1に対して1.5の水を入れよく かき混ぜる。②よく熱したフライパンを一度全体を水で 冷やした後、再び油を入れて熱する。こ うすることで焦がさずにきれいに焼ける。③フライパンが十分熱してきたら、水で溶 いたいもんせんを入れ箸で混ぜながら焼 いていく。透明になる部分が大きくなっ たら返して、全体が透明になるまで焼く。④焼き上がったら5㎝角位に切り分けて出来上 がり!【食べ方】しょうが醤油や黒砂糖などをかけて食べたり、煮しめ、みそ汁の具などにしてもおいしいです。※写真料理提供:ホテルニュー種子島 様 日本で初めてさつまいも栽培に成功した種子島。一六九八年、十九代島主 種子島久基(栖林)が、島の貧しい人々の救済事業としてはじめたものです。琉球王に懇請して一篭もらい受けた甘藷を、家臣に命じて栽培させたことによります。この成功により、薩摩藩を通じて日本全国に伝播、さつまいも(鹿児島では唐の国の芋という意味で「からいも」と呼ばれており、鹿児島の温暖な気候と土壌に適した作物です。)の名で定着した今日、からいもを使った郷土料理を紹介致します。さつまいもから生まれた「もちもち感」種子島で愛され続ける素朴な味わい