フリーマガジンAVAYA(あばや) vol.06 ルックル

フリーマガジンAVAYA(あばや) vol.06 ルックル page 7/20

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05 TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」種子島火縄銃南部鉄砲隊 一五四三年(天文十二年)八月二十五日(旧暦のお盆)にポルトガル人より伝来された火縄銃。全国に約百三十ある鉄砲団体の中で、種子島火縄銃南種....

05 TANEGASHIMA FREE MAGAZINE「AVAYA!」種子島火縄銃南部鉄砲隊 一五四三年(天文十二年)八月二十五日(旧暦のお盆)にポルトガル人より伝来された火縄銃。全国に約百三十ある鉄砲団体の中で、種子島火縄銃南種子保存会・南部鉄砲隊として、砲術流儀保存を後世に伝えるため昭和六十二年に発足しました。 先込銃とよばれる火縄銃は、その名の通り火薬も弾丸も銃口から詰めます。したがって銃を構えるときに水平以上に保たなければ、中身が地面に落ちてしまいます。見た目ではわからない火縄銃の構造は、ひとつひとつが興味をそそられます。 また、鉄砲隊員は二十代?六十代まで総勢十八名が在籍しており、普段はそれぞれ別の仕事をしています。毎年、鉄砲伝来の日に門倉岬で開催される鉄砲伝来記念式典をはじめ、九州各地や東北など年に数回、様々なイベントへの招待を請け参加しており、その機会は年々増えてきております。 南種子町ではじめて鉄砲サミットが開催された際、全国からたくさんの鉄砲隊が参加しました。参加者からも「鉄砲伝来の地(原点)に足を運べて光栄です。」「種子島の方々と直接話しをする機会にめぐまれ感激しました。」等の言葉を頂いた隊長は、「伝来地の鉄砲隊の隊長として喜びと同時に身が引き締まる思いでした。」とその時の感想を述べて下さいました。 「種子島火縄銃南部鉄砲隊」は、これからも先人たちの遺徳を偲びながら、この歴史的偉業を後世にそして世界へと伝えて参ります。歴史的な偉業を世界へ。ポルトガル人を乗せた明国船が漂着した南種子町西之 門倉岬