ブックタイトルmiyan(みやん)　vol.16 (ルックル）

概要

miyan(みやん)　vol.16 (ルックル）

三田村彩加さん山口英里華さん　三年前に肥薩おれんじ鉄道初の女性運転士となり現在は観光列車「おれんじ食堂」などで、運転士として活躍中の三田村彩加さんと、現在研修中の山口英里華さん、お二人にお話をうかがいました。運転士になろうと思ったきっかけはなんですか？【三田村】鉄道関係の仕事をしている知人がおり、人の命を預かるこの仕事に責任をもって仕事をしている姿がとても素敵だと思ったのがきっかけです。大きな列車をどのように動かすのかと興味をもったのもきっかけの一つです。【山口】地元（京都）で若い女性の運転士と車掌の方が乗車されている列車に乗ったことがきっかけです。女性が大きく重たい列車を運転するのに励まされ、元気をもらいました。私もそのような運転士を目指したいと思い入社しました。実際に運転士になられて、また勉強されて、いかがですか？【三田村】実際に運転をしてみてお客様の生命を預かる責任の重さを身をもって感じています。大変なことも色々ありますが、お客様から「ありがとう」とお声を掛けていただけた時は大変嬉しく、やりがいのある仕事だと思います。【山口】私はこの春に入社したばかりで、免許取得のために教育を受けていますが、覚える内容があまりに多く驚きました。鉄道の知識は殆どなく入社してきたので、聞き慣れない用語や言いまわしが多く苦労しています。夢を叶えられてまた次の目標などは？【三田村】ディーゼル機関車の免許を取得することです。運転はもちろん、お客様への丁寧な対応を心掛けて一人でも多くのお客様から愛されるおれんじ鉄道の運転士になりたいと思います。【山口】まだまだ運転士になるためのスタートラインに立てたところなので、まずは免許取得に向けて頑張ります！また、私は絵を描くのが得意なので、おれんじ鉄道のＰＲのため、この特技を活かしたいな･･･と考えています。最後に一言【三田村】おれんじ鉄道はとても綺麗な海岸沿いを運行しています。観光列車では海の見える場所で速度をおとして運転しています。定期列車はもちろん観光列車では揺れが最小限になるように優しい運転を心掛けております。【山口】先輩運転士について列車に添乗（見学）をすることがあるのですが、お客様から「ありがとう」と声をかけて頂けたり、手を振っていただいたりするととても嬉しい気持ちになります。今後もおれんじ鉄道をよろしくお願いします。夢に向かって邁進中のお二人。おれんじ鉄道で見かけた時は暖かい声援をお願いします。熊本県八代市萩原町1 丁目1 番1 号TEL（0965）32-5678( 代)　FAX（0965）32-5411輝いてるネ!!時代をリードする美しき「チャレンジャー・ルポ」Miyan肥薩おれんじ鉄道株式会社運転に気配りと優しさを・・・地元の方に愛される　　　運転士になれるようおもてなしの心でがんばります！！みたむら　あやかやまぐち　えりか左/ 三田村運転士　右/ 山口研修生24