よか!Do Vol.3 (ルックル) page 7/36
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よか!Do Vol.3 (ルックル)
1 753年、徳川幕府は薩摩藩に木曽川・揖斐川・長良川(岐阜県)の改修工事を命じました。この宝暦治水は非常な難工事であり、約1,000人を動員し工費40万両を費やした末、1年3ヶ月かけてやっと完成しました。その間、幕吏や地域住民との対立、悪疫の流行などで80名余命の犠牲者をだしています。 その供養墓塔として大正9年(1920年)に建立されました。藩の出費の責任をとって自刀した治水総奉行・家老平田靱負の碑を頂上に、将棋の駒を並べたような碑です。完成した堤防はどんな洪水にもびくともしないので、現地の人々に深く感謝され、薩摩藩士を祭る治水神社が建てられています。田原坂から敗走し鹿児島に帰ってきた西郷軍は、城山に立てこもります。しかし、政府軍の総攻撃に、西郷隆盛は自刃しました。桐野利秋などの将兵も壮烈な最期を遂げました。歴代島津藩主の別邸であった仙巌園は、ダイナミックな自然を生かした屈指の名園です。書院造りの屋敷、桜島と錦江湾を借景にした和風庭園は、往時の栄華をほうふつとさせます。園内には明治維新の原動力となった知の宝庫尚古集成館をはじめ華麗な歴史絵巻を体感できます。幕末、薩摩の「石の文化」の成熟をもたらした石造技術の発展によって、美しい石橋群が市内を流れる甲突川に架けられました。祗園之洲公園・石橋記念公園には、その石橋が移設・復元され、往時と変わらず見守る桜島の下、城下町鹿児島の古をしのぶ空間を提供しています。薩摩義士碑西郷洞窟城山・磯コース時刻表はコチラで確認できます!!石橋記念公園仙巌園(磯庭園)市街地の中心部に位置する標高107メートルの小高い山で、クスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の亜熱帯植物が自生する自然の宝庫です。遊歩道での散策も楽しめ、市民の憩いの場ともなっています。展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望でき、天気の良い日には遠く霧島や指宿の開聞岳も見えます。また、夜景が美しいことでも有名です。城山鹿児島市を一望できる絶景スポット!!7特集 鹿児島市から西南薩摩を周遊しよう!