ブックタイトルよかDo! vol.9 (ルックル)
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よかDo! vol.9 (ルックル)
自分達が楽しいから続けているんです。元気な限り続けていきたい。れてくれた観光客へのおもてなしは7年経った今もなお続いています。ガイドを通して、多くの人達とふれあう日々の中で、芽生えた気持ちが「もっと指宿の魅力や良さを知ってもらいたい、自分達にできる事はないだろうか」という思いでした。十年後、二十年後と次代に継承していきたい「観光客の皆様に向けて手や旗を振る、これは誰でもできるし、おもてなしの心さえあれば簡単な事なんです」と会長の吉留紀代子さんは語ります。旗振りとは、いぶすき千本旗プロジェクトによるもので、主にJR九州の特急指宿のたまて箱(通称:いぶたま)の観光客に向けて「指宿市おもてなし隊」と書かれた旗を振る取り組みです。旗は当初千本の予定でしたが、好評につき、現在では二千本になり希望された方が持っており、指宿のいたるところで振られている光景を目にします。この取り組みは、いぶたまに限らず、観光バスなど観光客を見かけたら、時間、場所を問わず旗や手を振って歓迎しおもてなしをするというものです。こういった地道な取り組みが、どんどん浸透していき、今では山川・開聞を含め、指宿まるごと観光ガイド会の登録者は約50名にのぼります。声をかけていく中で自然に集まり、皆さん自発的に好きな時に来て、気の合う仲間同士、楽しみながらボランティアガイドの活動をしています。「指宿は温暖な気候で街並みも明るく、景色も四季折々とてもすばらしいです。でも一番の魅力は人の温かさだと思います。そういう点で、ここ指宿市は日本一だと思っています。」「この活動を通して、人と人とのふれあいで温もりを感じ、一人でも多くの人にこの輪を広げ、次の世代に継承していきたい。」といきいきとした表情で語るボランティアガイドの皆さん。今日もボランティアガイドの皆さんは、絶えず明るい笑顔で、指宿を盛り上げ元気にしてくれています。25